WORKS

特殊工法

チェーントレミー工法

チェーントレミー台船 CT-S

特許取得済 第2948807号
左図のような断面に被覆石を投入する場合、ガット船による直接投入では海上のうねりや潮流の影響を受けやすいため、ケーソンのフーチングや根固め法塊を破損したり、基礎マウンド法面に散積する恐れがあります。「チェーントレミー台船」は、チェーンを筒状に吊り下げることにより船体の動揺を吸収し、安全で精度よく投入することができます。
  • 潮流の影響を受けにくい

    トレミー部は、従来のトレミー管と異なり、チェーンをすだれ状に吊り下げており、潮流の強い場所でもその影響を受けにくくなっています。

  • 環境にやさしい

    トレミーの外周部にシルトスクリーンを取り付けることで、材料投入時の濁りを周囲に拡散させません。

  • 台船部分は、分割できるので
    陸上運搬も楽々

    台船本体が4分割できるので、陸上運送が容易におこなえます。

  • 投入材料の規格を問わない

    トレミー部分の形状やチェーン間隔・大きさを自由に変えられるので、あらゆる投入材料の規格に対応可能。

  • 水深調節が容易

    トレミー部分がチェーンなので水深調節が自在にできる。(30m/mアンカーチェーン40本の場合、最大水深30mまで)

投入作業の工程

  • 1

    回航

    起重機船による運搬、もしくは曳船による係留場所より曳船

  • 2

    準備工

    ・ガット船に係留
    ・投入場所にセット

  • 3

    回航

    随時ガット船とともに移動し投入